長期優良住宅

長期優良住宅 とは、平成21年6月4日にスタートした 「長期優良住宅建築等計画の認定」 という 認定制度によって建てられる住宅のことを言います。


今までの日本の住宅寿命は約30年と、アメリカ55年・イギリス77年と比較するとかなり短く、 造っては壊すという「スクラップ&ビルド」が繰り返され、住む人のお財布と地球環境に悪影響を 及ぼしてきました。

これからの日本の住宅は、良質な住宅を長きに渡りお手入れしながら使っていこう、という考えから この政策がスタートしたというわけです。


長野ログハウスはこの考えに賛成です。

現在の仕様をほとんど変えることなく 認定を受けられますが、 認定があるということで 公的に性能が約束される ので、この制度を 出来るだけ活用していきたい と 考えています。


それでは、長期優良住宅とは具体的に 『どういう仕様』 なのか 確認してみましょう。

耐久性(劣化対策)


『数世代にわたり住宅の構造躯体が使用出来ること(住宅性能表示制度の劣化対策 等級3に床下・小屋裏の点検措置を加えたもの)』


具体的に検討しなければならない項目は、以下の如くです。

● 外壁の軸組等に対する措置

 柱の材種や通気工法の確認・防腐の確認。

● 土台の防蟻・防腐措置、浴室及び脱衣室の防水措置、地盤の防蟻措置

 土台の材種や防腐の確認、浴室の仕様や耐水の方法の確認。

● 床下の防湿措置・換気措置

 換気の方法や有効換気面積の確認。

● 小屋裏の換気措置

 換気の方法や有効換気面積の確認。

● 床下空間・小屋裏空間の点検口

 設置の確認

● 床下空間の有効高さ330mm

 高さの確認。

耐久性(耐震性)


『極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷レベルの 低減を図ること(住宅性能表示制度の耐震等級2以上)』


具体的に検討しなければならない項目は以下の如くです。

● 壁量

 準耐力壁も含め、性能表示制度の壁量計算用床面積で計算。

● 壁の配置バランス

 建築基準法(住宅性能表示制度 等級1)による。

● 床倍率(地震時のみ)

 屋根・床の剛性を確認。

● 接合部

 柱頭・柱脚、筋かい端部は、基準法による。
 横架材については、胴差と通し柱の接合部を確認。
 床・屋根の外周横架材の接合部倍率を確認。

● 基礎

 負担荷重、地耐力、上部耐力壁・開口に応じて基礎スパンと仕様を確認。

● 横架材

 長さと断面寸法を確認。

維持管理・更新の容易性


『構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃点検・補修)・更新を 容易に行うために必要な措置が講じられていること』


具体的に検討しなけらばならない項目は以下の如くです。

● 設備配管

 コンクリートへの配管埋設、地中埋設管上のコンクリート打設、給水給湯排水管の性状確認。

省エネルギー性能


『住宅性能表示制度の省エネルギー対策等級4に適合すること』

 いわゆる、「次世代省エネ基準」をクリアしなければなりません。

居住環境


『良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に 配慮されたものであること』

 建築地域それぞれの景観を生かすようなデザインや色使いに気を付けます。

住戸面積


『良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること』

 1戸建ての住宅の場合、延べ床面積75㎡以上、かつ複数階の場合はいずれか一つの 階の床面積が40㎡(階段面積を除く)以上とします。

維持保全の方法の基準


『建築時から将来を見据えて、定期的な点検等に関する計画が考えられていること』

 建築時から将来を見据えた定期的な点検等に関する計画の策定が 求められています。

建築後の住宅の維持保全の期間は30年以上で、資金計画が住宅の建築及び 維持保全を確実に遂行するため適切なものでなければなりません。



以上が長期優良住宅の仕様となります。

これらをクリアした良質の住宅を普及させるべく、<金融面>や <税制上の優遇措置>が用意されています。

いいモノを長く使う

これからの大事な考え方ではないでしょうか。